bitmexでショートしても儲からない理由

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FXはショートが儲かりやすいということがよく言われます。その理由は価格が上がるために必要となる時間は比較的長いのに対し、価格が下がるのは一瞬だからという理由が第一にあります。

しかし、bitmexでショートしても儲からないとはどういうことか。「bitmexであろうがbitFlyerであろうがcoincheckであろうが、ショートが儲かるときは等しく儲かるだろう」というツッコミが入りそうですが、これは半分本当で半分間違っていると考えます。その理由を今から説明していきます。

bitmexの証拠金はビットコインである

まず最初に説明するのは証拠金についてです。最も重要なことはbitmexの証拠金がビットコインであるという点です。

bitmex以外のほとんどの取引所では証拠金として日本円などの法定通貨を用いています。ビットコインを証拠金として用いる場合と法定通貨を証拠金として用いる場合はどう異なるのでしょう?

円が証拠金であるときとビットコインが証拠金であるときの違い

具体例で考えてみましょう。例えば1BTC=100万円のときにビットコインをレバレッジ1倍で1枚ショートしたとします。1BTC=110万円になったとき、10万円の損失になります。円を証拠金とした場合、10万円の損失は変わらず10万円の損失です。

しかしビットコインを証拠金としていた場合、少し不思議なことが起こります。10万円/110万円×1BTC=約0.091BTCの損失です。よって残った証拠金は1BTC-0.091BTC=0.909BTC=0.909BTC×110万円=100万円になります。

確かにビットコインの価格上昇による恩恵は全く受けられませんでしたが、ショートしたことによる損失はほとんどありませんでした。このままでは下がったときの恩恵を受けられないような気がするので、1BTC=90万円になったときを考えてみましょう。円で考えたときは先ほどと同じようにして10万円の利益です。ではビットコインで考えたときはどうなるか?10万円/90万円×1BTC=約0.111BTCの利益です。よって残った証拠金は1BTC+0.111BTC=1.111BTC=1.111BTC×90万円=100万円。
よって、1BTC=110万円になったときであろうと1BTC=90万円になったときでも100万円のままでした

レバレッジを上げれば事態は変わる

証拠金がビットコインであること、これがbitmexでショートをしても儲からない理由です。もちろんレバレッジを2倍以上にすればしっかりと利益を得ることが可能であり、ビットコインをショートするならばビットコインを証拠金とすることによってポジションを清算されにくくなるというメリットもあります。(ビットコインの価格が上がった時、証拠金の価値も上がるため)

また、ビットコインが下がった後に上がると思うならリスクなしでビットコインの枚数を増やすことができます。

しかし,1倍分の利益が得られないというデメリットはつきまといます。ここらへんのメリット・デメリットは説明し出すとキリがないので省略しますが、少し時間をとって考えてみてください。

疑ってかかることの大切さ

余談にはなりますが、bitmexは追証なしでゼロカット方式を採用している素晴らしい取引所です。しかし少し考えて分析してみるとこのような良くない部分が見えてきました。「追証なしだ!」と手放しに喜ぶのではなく、メリットがあるのなら、デメリットがあるのかもしれないと疑ってかかることが大切です。

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