シンプソンという言葉を聞いたことがあるという人は多いと思います。今回はそのシンプソンについて説明していきます!
急騰と急落によってできたコップみたいな形のチャートのこと
シンプソンとは実は有名なアニメキャラクターのことです。
こんな感じのやつです。(笑)この頭に似た形がビットコインのチャートに頻繁に出現するため、シンプソンという言葉が使われるようになりました。シンプソンが表れる実際のビットコインのチャートを見てみましょう。
上の黄色い部分がシンプソンと言われるチャートです。パッと見て分かるようにめちゃくちゃ頻繁に出てますよね?しかしこんな形になるのはなぜなのでしょう?
急騰・急落の多いビットコインだからこそ現れるシンプソン
急騰や急落が多いからこういうチャートになることが多いです。為替において「暴れ馬」の異名を持つポンドなどでもシンプソンが見られることもあります。一方でゆっくりと動く相場であればU字に値動きが進むことが多く、ドル円などはU字で動きがちです。
シンプソンはどうやって見分ければいい?
シンプソンに似ているものを探せばいいのですが、シンプソンの右側の値動きを取る必要がありシンプソンはまだ完成していないため、そう簡単には見つかりません。そこで次の2ポイントを意識しましょう。
1 急騰か急落が起こったことを確認する
2 急騰か急落が起きてからチャートがあまり動かなくなることを確認する
1はシンプソンの左側、2はシンプソンの頭のところです。この二つを確認することよってシンプソンの右側を取れる確率が上がります。
シンプソンにならないこともあるので注意すべき
1、2をしっかりと確認してもシンプソンが取れないこともあります。次のチャートを見て下さい。
上の赤丸部分はシンプソンが来そうなのにも関わらず反対に飛んでいます。「反シンプソン」とでも呼びましょうか。この「反シンプソン」はシンプソンを狙っている人をあざ笑うかのように存在しています。
このときは自分も少しやれてしまいました。シンプソンと対になるように「反シンプソン」が存在しており、シンプソンを期待したトレードにも、他のトレードと同じようにリスクが存在しています。(同じ量のリスクという意味ではない。リスクが存在することは同じという意味。)
シンプソンにおける損切りラインは明確である
先ほど自分も少しやられてしまったと言いましたが、その被害は最小限にすることができました。なぜならヨコヨコになった部分を少し下回ったところに損切りラインを入れていたからです。
しかしビットフライヤーでの損切りは機能しづらいこともあるので、そのリスクもあります。特に相場が急変したときはストップ注文が滑りやすいので、そのリスクは十分確認しておくべきです。しかし純粋なチャート分析におけるリスクは、損切り幅が小さいこともあり比較的小さいと言えます。
まとめ
相場の急激な変化は一般的にマイナスに働きがちです。しかしその急変を取れたならそのプラスは大きい。シンプソンは急変を取るために使えるチャートパターンの一つです。しっかりと覚えて急騰・急落を取っていきましょう。今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!
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