ドテンはするべきではないとよく言われます。しかし本当にそうなのでしょうか。ドテンとは何なのかを見るとともに、本当にドテンすべきではないのかを見ていきましょう。
そもそもドテンとは何か?
ドテンとはポジションを持ち替えること。つまりロングをクローズした直後にショートポジションを持ったり、ショートをクローズした直後にロングポジションを持ったりすることです。
ドテンは理想のトレードである
ドテンとは相場の節目を完璧に捉えるトレードです。はっきり言ってそんなことができるのでしょうか?それができればいつでもいくらでも儲けられるでしょう。
しかし相場でほぼ無限に儲けた人なんていません。まあ強いて言えばウォーレンバフェットぐらいですかね。ドテンを完璧にできるのなら一瞬で世界一の金持ちになれるでしょう。
自分の迷いがドテンに現れる
迷ってドテンしてしまう人もいるかと思います。これも良くないです。相場は波みたいなものです。そんなにすぐには変わりません。
しかも2回以上もドテンをしているのならそれは大問題です。完全に迷ってしまっています。
「ノーポジは爆益のマザー」「相場は待つべきだ」ということがよく言われますが、これらの名言はドテンを否定するものでしょう。
ドテンをしようと思ったときはいったん考えて、改めてどっちのポジションを持つべきか考えてみましょう。
ノーポジションの時間を増やす
ポジションを持っている時間はできるだけ減らすのが、良いトレードです。
この考え方はドテンと相入れないものです。ドテンをすることでノーポジの時間は減ってしまいます。
とにかく利益を追い求めるのではなく損失を減らしていく。ドテンはあまりにもリスクが高すぎます。
はっきり言ってドテンはやるべきではない
ここまでの話でもうみえみえだったでしょうが、やはりドテンはするべきではありません。ドテンは相場を手に取るようにわかる人物がやることであり、そんなことは不可能です。
天気とほぼ同じです。天気を完璧に予測できる人がいるでしょうか。そんな人はいませんよね?
相場も完璧に予測することは不可能であり、それはドテンしてはいけないことと一緒です。
それでもドテンしたいなら少なくとも5年間勉強しつづけよう!
ドテンはめちゃくちゃ難しいことがわかっていただけたでしょうか?ドテンで勝つなんてプロの領域です。1年ほどでドテンで勝てるようにはなりません。
例えばテニスで活躍している錦織選手のように1年足らずでなれると思うでしょうか?そんなことはおかしいと一瞬で気づくでしょう。ドテンで勝とうなんて初心者が錦織選手になりたいと言ってるようなものです。
しかしそれでもあきらめたくないのなら5年間は勉強しづつけましょう。そうすることで相場をある程度読むことも可能になるでしょうし、少しづつドテンの無謀さも自分で理解できるでしょう。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!
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