<金融の基本>固定相場制と変動相場制の違い

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ドル円が360円で一定だったことは知ってるけど、なんで変わったのかや固定相場制と変動相場制についてはあまり分からないという人が多いのではないでしょうか?

今回は固定相場制と変動相場制が何なのかについてまとめました!固定相場制と変動相場制について知識を深めるきっかけとなれば幸いです。それではどうぞ!

そもそも固定相場制・変動相場制とは何なのか?

固定相場制とは、通貨の価値が一定となる方式のことです。例えばドル円が1ドル=360円と決まったまま動かないときの状況を固定相場と言います。

反対に変動相場制とは、通貨の価値が変動する方式のことです。この方式が現在国際的に使われている制度であり、「今日のドル円は110円と推移しています」という言葉からも分かるように、日々ドル円の価格は変わっていきます。

固定相場制から変動相場制に変わった歴史

1944年から固定相場制は始まりました。このとき金1オンス=35ドルと定められ、日本も戦後の1949年に「1ドル=360円」という固定相場制を採用します。1971年に「1ドル=308円」になり、1973年に変動相場制へと変更しました。

先ほどの変動相場制の説明は簡略的であったので、少し補足したいと思います。変動相場制は、各国の政府が決めるのではなく、それぞれの国民が通貨を交換するのをもとに逐次ドル円の価格が変わっていくということです。

なぜ現在は変動相場制が採用されているのか

先ほども言ったようにもとは固定相場制を採用していました。しかし変動相場制が選ばれました。この理由を説明するためには金(GOLD)が重要となってきます。

固定相場制はGOLDによって支えられていました。GOLDとドルが常に交換できることによって、ドルの価値は一定に保たれていたのです

しかし1973年に米国が保有していたGOLDが底をついてしまいました。この当時ベトナム戦争が続いていました。他にも米国の貿易収支が悪化したことにより、国際的な情勢や米国の情勢が不安定になり、通貨ではなく、GOLDを保有したいという人々が多くなります(GOLDは価値が安定しているから)。

するとどうなるでしょう。多くの人がGOLDを欲しがり、だんだんと米国が持つGOLDが減っていき、最終的には底をつきてしまいました。これによって米国は固定相場制の礎となるGOLDを失い、やむなく変動相場制に変わったのです

固定相場制・変動相場制のメリット

固定相場制は現在使われていませんが、もちろんメリットはあります。株でもそうですが、あまりにも出来高が伴わないと、板が薄くなり、株価は大きく変動してしまいます。このような事態が通貨でも起こってしまう可能性は十分にあり、そのリスクを消すために生まれたのが、固定相場制です。

変動相場制はさまざまな事象を織り込むことができ、モノが持つ価値をだいたい一定にすることができます

例えば、アメリカで自動車を買おうとしたとき、固定相場制では日本で自動車を買った方が安いというような事態が起こり得ます。しかし変動相場制はその影響を小さくしてくれるのです。

現在は国際的な取引がネットなどによる影響などで大きくなり、通貨の取引は昔より大幅に増えています。このような状況を鑑みると、通貨の取引高が少ないということによる通貨の大きな変動は起こらず、変動相場制の方が現代にふさわしいと思います。

まとめ

今回は固定相場制と変動相場制についてまとめました。固定相場制と変動相場制はどちらが良いのかというのは分かっていません。実際にブルガリアなどでは現在も固定相場制を採用しているみたいです。今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!

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