マイナス金利とは

一般
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日本やドイツは2019年現在、マイナス金利となっています。マイナス金利とはそもそも何であり、どういった意味を持っているのでしょうか。

マイナス金利とは

マイナス金利とは、各国の国債の金利がマイナスとなることです。投資するリスクが高まってくると、国債への需要が高まり、国債の金利が低下していきます。

またマイナス金利にはデフレの側面もあります。金利が下がっていくと、国債に投資する必要はありません。なぜなら儲からないからです。

こういう状況では、投資はストップされ、現金を保持する人が多くなっていきます。そして法定通貨の価値が相対的に上がり、デフレになるのです。

このように、マイナス金利には、リスクの高まりという側面とデフレという側面があります。

利下げと利上げ

短期金利は政策金利と強く連動しており、政策金利は中央銀行によって決められています。つまり金利を変動させることで、景気を安定化させることができます

この政策金利を変えることを、利上げや利下げと言います。利上げとは政策金利を上げることで、利下げとは金利を下げることです。利上げと利下げの効果について見ていきます。

利上げは、景気の過熱を冷やすためにおこなわれます。バブル経済は景気が上がって良い面もあるのですが、その後のショックが大きいため、防ぐような策が取られます。

実体経済がそこまで成長していないにも関わらず、景気が暴走しているときに、金利を上げることで、過剰な投資が抑えられ、実体に経済に近づけることができます

一方で、利下げは景気回復のためにおこなわれます。景気が減速してきて投資が冷え込み始めてきたときは金利を下げます。こうすることで銀行は日本銀行に預けておくのではなく、他のところに投資をするようになります。

利上げは景気過熱を止めるため、利下げは景気回復のためと覚えておきましょう。

マイナス金利(デフレ)は必ずしも悪いものではない

マイナス金利は否定的に捉えられがちですが、そう悪いものでもありません。マイナス金利の状態は言うななれば、国に対する信用が高まっているということです。「国に借金してでも預けておきたい」という側面は少なからずあります。

それは国に対する信用も上がっているとともに、その国の通貨に対する信用も上がっている状態です。日本で言えば、日本自体と円に対する信用が上がっているということです。これはまさにデフレです。

また歴史的に見て、ここまでデフレが進んだことはそこまで多くありません。江戸時代などでも問題となったのは、インフレーションです。新井白石がインフレを引き起こしたことにより、民衆は困窮しました。デフレからインフレにするのは簡単ですが、インフレからデフレにさせるのは難しいです

ドイツやジンバブエではハイパーインフレーションが起きました。ドイツでは、「1レンテンマルク=1兆パピエルマルク」として大幅な交換がおこなわれました。またジンバブエでは、ジンバブエドルが廃止され、アメリカドルが採用されました。

このようにインフレは対策が難しいのです。デフレと言えば、デフレスパイラルという言葉から連想されるようにネガティブな印象を抱いている人も多いでしょう。ですが実際はデフレには良い側面もあるのです。

マイナス金利の深堀りとは

2019年現在、マイナス金利の深堀りが検討されています。景気減速を止めるためです。しかしマイナス金利には過剰に投資を増やすリスクが存在し、そのリスクを増加させる可能性もあります。

マイナス金利を進めることは、経済を回復させる効果もありますが、デフレを過剰に進めてしまう可能性もあります。個人的にはマイナス金利の深堀りをするよりは、為替介入をした方が良いと思っていますが、あなたはどう思いますか?

まとめ

マイナス金利といった金融政策は奥が深いです。下手に介入すると金融危機を誘発することにもなりかねません。景気と金利と為替、この3つは深く連関していますが、逆相関することもあります。

専門家が研究するほどの内容なので詳しく知りたい人は、論文を読んでみるのもありでしょう。今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!

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